塩コラム

この記事を書いた人:日本ソルトコーディネーター協会代表理事青山志穂

ソルトコーディネーター青山志穂
ソルトコーディネーター青山志穂

目次

食塩の特徴

  • 専売制度中の1971年から導入されて製造されている
  • 海水中からナトリウムと塩素だけを選択して取り出すことができるイオン交換膜という日本の技術によって生産されている
  • 原料は日本の海水
  • 塩化ナトリウム純度99.0%以上でかなりしょっぱさ(塩味)が強い
  • 結晶の形は立方体で粒の大きさは600~150μmと小さめ
  • サラサラしていて水に溶けやすい

食塩のおすすめの使い方13選

  1. 料理の最後の決め塩(味の調整)
  2. 揚物や脂っこい食べ物のつけ塩
  3. 甘い物(対比効果で甘さを引き出す)
  4. 浸透脱水(料理の下ごしらえ)
  5. ぬめり取り
  6. 発酵食品における菌のコントロール
  7. タッパーの匂いとり
  8. シミ抜き
  9. 畳の洗浄
  10. 美容
  11. 塩シャンプー
  12. マッサージソルト
  13. 工業用

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おすすめの使い方①料理の最後の決め塩(味の調整)

食塩の「決め塩」としての使用は、料理の味を最終調整する際に非常に効果的な手法です。

食塩が持つ一貫性のある品質と単一の味わい(塩味)は、料理の味を調整しやすくします。

以下に、この使用方法の深い考察を行います。

食塩の品質の一貫性

食塩はその化学的構成が非常に単純であり、主成分は塩化ナトリウムです。

これにより、塩の品質にブレが少なく、塩分濃度を調整しやすいという特性があります。

食塩

食塩を決め塩として使用することは、料理の味を最終的に整える上で非常に重要です。

塩の品質が一貫しているため、予測可能な結果を得やすく、料理のプロセスにおいて調味を細かくコントロールすることが可能です。

均一な品質の食品を大量に生産する必要があることが多い加工食品の製造などでは、この一貫性が非常に重要です。

料理においても、同じ品質の塩を使用することで、毎回同じ味わいを再現することが可能です。

このシンプルですが効果的な使用法は、どんな料理人にも重宝される技術の一つです。

それに対して、自然塩や天然塩と呼ばれる塩はロットによって味に若干のブレがあるため、最後の調整には向かないわけです。

食塩は味も塩味のみでシンプルなので、塩味の調整として使うのはおすすめの使い方だと言えます。

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おすすめの使い方②揚物や脂っこい食べ物のつけ塩・かけ塩

揚げ物や脂っこい食べ物に対して「つけ塩」を使用する方法は、料理の風味を引き立てると同時に、脂っこさを抑え、さっぱりさせてくれる効果があります。

さらに食塩は粒が細かいので溶けるのが早く、揚げ物を噛んだ時にでてくる油を受け止めるタイミングとぴったり重なるという特徴があります。

食塩を揚げ物や脂っこい食べ物のつけ塩として使う効果3選

食塩のかかったフライドポテト
揚げ物と食塩の相性は抜群
  1. 風味の強化
    塩は味覚の感受性を高め、食材本来の味をより際立たせますから、特に揚げ物など、表面がカリッとしている食品に対しては、塩の粒が直接舌に触れるため、塩味が強く感じられ、食感と合わせて満足感を高めます。
  2. 脂っこさの中和
    塩には脂質の味を中和する効果があります。

    脂っこい食べ物に塩を少し加えることで、脂の重たさが抑えられ、さっぱりとした味わいに変わります。
    これにより、食べ過ぎを防ぐ効果も期待できます。
  3. 食欲促進
    塩は唾液の分泌を促し、消化を助ける役割も果たします。

    これにより、食欲を増進させる効果があります。
    特に揚げ物などの食べ物に対しては、この効果がより顕著に表れることがあります。

塩分過多にならないよう、つけ塩やかけ塩はあくまで適量を守ることが重要です。

袋や瓶から食材に直接塩を振りかけるのではなく、別の小皿に少量を取り、食べる直前に軽くかける方法が一般的です。

揚げ物などの温かい料理に対しては、食べる直前に塩をつけることがポイントです。

温かい状態では塩がすぐに溶け、食材の表面に均一に行き渡りやすくなります。

また、箸で食べ物をはさんで塩が持ってある小皿につけるのではなく、塩を指でつまむなどして上からパラパラとかけるのが一番。

こうすることで、塩のつきすぎを防ぎ、塩分量のコントロールもしやすくなります。

食塩のつけ塩が合う揚げ物・脂っこい食べ物ランキング

天ぷらと食塩
天ぷらの脂っこさを食塩がさっぱり感じさせてくれる
  1. 天ぷら
  2. フライドポテト
  3. 焼き鳥

このように、「つけ塩」「かけ塩」はシンプルながら非常に効果的な調味法であり、料理の味わいを豊かにするだけでなく、食事の楽しみ方を広げる方法です。

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おすすめの使い方③甘い物(対比効果で甘さを引き出す)

食塩を甘いものに加えるという方法は、料理やデザートの風味を引き立てる上で非常に効果的です。

塩は味覚の対比効果で主たる味を強調する作用があり、甘味を増強すると同時に、ベタっとした甘さの後口や後味をすっきりさせる役割も果たします。

塩と甘味の3つの相互作用

  1. 味覚の対比効果
    塩は味覚の対比を作り出すことで、甘味をより際立たせます。

    塩分が加わることで、甘さが強調され、同時に他の風味も増すため、全体のバランスが向上します。
  2. 甘さの調節
    甘い食べ物、特に糖分が高いデザートは、食べ過ぎると口の中がべたつく感じが残ることがあります。

    塩を適量加えることで、このべたつきを抑え、後味をさっぱりとさせることができます。
  3. 味覚の拡張
    塩は舌の味覚受容体を刺激し、甘味だけでなく他の風味の知覚を強化します。

    これにより、料理やデザートが持つ複雑な味わいをより深く感じることができます。

食塩を使った甘い料理の例

  • 塩キャラメル
    塩キャラメル

    • キャラメルにほんの少しの塩を加えることで、甘さが増し、キャラメルの風味が豊かになります。
      塩キャラメルはアイスクリームのトッピングや、キャラメルソース、キャンディなどに使われることが多いです。
  • チョコレートと塩

    • ダークチョコレートに食塩を振りかけることで、チョコレートの甘味とビターな味わいが引き立ちます。
      食塩はチョコレートの味の深みを増す効果もあります。
  • 塩パンケーキ

    • パンケーキの生地に少量の塩を加えると、甘いシロップやフルーツとの対比で、味が引き締まり、一層おいしく感じられます。
  • フルーツと塩

    • 新鮮なフルーツ、特にメロンやマンゴーに少しの塩を振ると、フルーツ本来の甘味が強調され、味が一層豊かになります。

このように、食塩を甘いものに使用することは、独特の風味を加え、料理やデザートの味わいを格段に向上させる方法です。

上手に使用すれば、より美味しく、また驚きのある料理を作ることができます。

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おすすめの使い方④浸透脱水(料理の下ごしらえ)

食塩を使った浸透脱水は料理の下ごしらえにおいて非常に有用な技法です。

脱水力が強いのは塩に含まれるミネラルの中でも主に塩化ナトリウムの働きなので、特に塩分の濃度が高い食塩が適しています。

鯖の浸透脱水
鯖の浸透脱水

この方法は、食材から水分を効率的に引き出すことで、食材の食感を改善したり、余分な水分を取り除いて味の濃縮を図ったりするのに役立ちます。

浸透脱水は「浸透圧」という現象を利用しています。

塩を食材の表面に振りかけると、塩と食材の間で水分の濃度差が生じます。

この濃度差を均一にするため、食材の細胞内から水分が塩の方向へ移動し、結果として食材から水分が引き出されます。

これにより、食材は適度に脱水され、しっかりとした食感が得られ、味も濃縮されます。

浸透脱水にはナトリウム濃度が高い塩が推奨されます。

一般的に、ナトリウム以外のミネラルが少ない純度の高い食塩や食卓塩が適しているとされています。

これは、ナトリウムが浸透圧を生み出す主要な要素であり、他のミネラル成分が少ないほどその効果が明確に現れるためです。

浸透脱水の使用例

  1. 野菜の水分抜き
    • キュウリやナスなどの野菜に塩を振りかけてしばらく置くと、余分な水分が抜け、炒め物やサラダでの使用時に水っぽくなりにくくなります。
      また、塩味が染み込むことで、その後の調味が容易になります。
  2. 肉の下処理
    • 特に鶏肉や豚肉の表面に塩を振り、少し置いてから調理すると、肉の表面の水分が抜け、焼き上がりがよりジューシーになります。
      また、肉の臭みが軽減される効果もあります。
  3. 魚の下処理
    • 魚の表面に塩を塗り、冷蔵庫で数時間寝かせることで、魚本来の風味が引き立ちます。
      この方法は特に刺身や焼き魚に適しており、魚の持つ独特の臭みを減らす効果もあります。

浸透脱水は、食材の水分を効果的にコントロールし、食感や味を向上させる便利な下ごしらえの方法です。

この技術をマスターすることで、料理の質を一層高めることができます。

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おすすめの使い方⑤ぬめり取り

食塩を使用したぬめり取りは、特に海藻類や一部の野菜などの下ごしらえにおいて非常に有効な方法です。

この方法は、食材のぬめりを除去し、食感や見た目を改善することができます。

ぬめりの主成分は、ムチンというタンパク質と糖が結合した多糖類です。

食塩を使ってぬめりを取り除くとき、塩の粒子が食材の表面に作用し、ぬめり成分を物理的に剥がし取ると同時に、浸透圧の効果でムチンのタンパク質が凝固しやすくなります。

これにより、ぬめりが取れやすくなるというわけです。

ぬめり取りの適用例

  1. オクラのぬめり取り
    • オクラを切った後に塩を振り、手で軽くもみ洗いすると、表面のぬめりが取れます。
      その後、水でサッと洗い流すと、オクラ本来の鮮やかな緑色が保たれ、サラダやおひたしなどに適した食感になります。
  2. ナマコのぬめり取り
    • ナマコを調理する前に、塩をまぶして優しくもみ洗いすることで表面のぬめりを取り除きます。
      これにより、ナマコの独特の食感が際立ち、酢の物や和え物に使う際に理想的な状態になります。
  3. 山芋や長芋のぬめり取り
    • 山芋や長芋を切った後に塩を振り、軽くもみ洗いすると、ぬめりが取れ、扱いやすくなります。
      すりおろす際も、塩を加えることでさらに滑らかで食べやすい食感に仕上がります。
  4. 海藻類のぬめり取り
    • わかめやもずくなどの海藻類にも塩もみは効果的です。
      塩を振り、手で軽くもみ洗いすることで、ぬめりを取り除きながら、同時に海藻特有の臭みも軽減します。
      これにより、サラダや酢の物にするときの風味が向上します。

食塩を用いたぬめり取りは、シンプルでありながら非常に効果的な下ごしらえの手法であり、食材の食感を向上させるとともに、料理全体のクオリティを高める助けとなります。

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おすすめの使い方⑥発酵食品における菌のコントロール

食塩は発酵食品の製造において、非常に重要な役割を果たします。

塩は発酵過程を制御し、望ましくない細菌の増殖を抑える一方で、望ましい微生物の活動を促進する効果があります。

塩の役割

  1. 微生物の選択
    • 塩は発酵過程で特定の微生物の成長を選択的に促進または抑制します。
      例えば、塩は乳酸菌のような塩耐性のある有益な微生物の成長を促しながら、腐敗を引き起こす他の細菌の成長を抑制します。
  2. 発酵の速度調整
    • 塩分濃度を調整することにより、発酵の速度をコントロールできます。
      高い塩分濃度は発酵プロセスを遅くし、発酵食品の風味が時間をかけてゆっくりと形成されるようにします。
  3. 水分活性の制御
    • 塩は食材から水分を引き出す効果があります。
      この水分活性の低下は、腐敗菌が繁殖しにくくなる環境を作り出します。
  4. 風味の形成と保持
    • 塩は発酵食品の風味を形成し、それを長期間保持する助けとなります。
      塩は特有の風味を加えるだけでなく、食品の全体的な味わいを調和させる効果もあります。

発酵食品での具体的な使用例

  1. 味噌

    • 味噌の製造では、大豆と米または麦の麹に大量の塩を加えます。
      塩は乳酸菌や酵母の活動を助け、不要な細菌の成長を防ぎます。
      これにより、安全で風味豊かな味噌が得られます。
  2. キムチ

    • キムチの製造においても塩は重要な役割を果たします。
      野菜に塩をまぶし、水分を抜きつつ、乳酸菌の成長を促進し、その他の細菌の繁殖を抑制します。
      これにより、キムチ特有の酸味と風味が生まれます。
  3. ザワークラウト
    • ザワークラウトは刻んだキャベツに塩を加えて発酵させた食品です。
      塩はキャベツから水分を引き出し、乳酸菌が優勢な環境を作り出します。
      これにより、腐敗を防ぎながら発酵が進みます。
  4. 塩漬け魚(魚の発酵製品)

    • 魚を塩漬けにすることは、水分を抜きつつ、有害な細菌の成長を防ぎ、同時に風味豊かな発酵を促します。
      塩分が高い環境下での発酵により、独特の風味が生まれます。

食塩は発酵食品の製造における不可欠な要素であり、その適切な使用は安全で高品質な発酵食品を得るための鍵となります。

このようにして、塩は古来から保存食品の製造に利用されてきた理由が理解できます。

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おすすめの使い方⑦タッパーの匂いとり

タッパーや他のプラスチック製の容器は、時間と共に食品の匂いを吸収してしまうことがあります。

食塩を使用してこれらの容器の匂いを取り除く方法は、非常に効果的で簡単な手法です。

匂い取りのプロセス

  1. タッパーの洗浄
    • まず、使用したタッパーを通常通りに熱い水と洗剤でよく洗い、油分や残飯をしっかりと除去します。
  2. 塩水の準備
    • 清潔なタッパーに温かい水を入れ、食塩を大さじ1〜2杯加えてよく溶かします。
      この塩水が匂いの分子と反応し、容器からそれらを引き抜きます。
  3. 浸漬
    • タッパーを塩水で完全に浸すか、塩水を入れたタッパーを蓋をして少なくとも数時間、できれば一晩放置します。
      時間が長いほど、より多くの匂い分子が除去されます。
  4. すすぎと乾燥
    • 浸漬後、タッパーをよくすすぎ、自然乾燥させます。
      すすぎ水にも塩を少量加えると、更に効果的です。

効果のメカニズム

  • 浸透圧の原理
    • 塩水は浸透圧を生じさせ、プラスチックの微小な隙間に入り込んだ匂いの分子を引き出します。
      さらに、塩は消臭作用も持っており、匂い分子を中和する効果も期待できます。
  • 抗菌作用
    • 塩には自然な抗菌作用があり、匂いの原因となる細菌の増殖を抑制します。
      これにより、容器が清潔に保たれ、再び匂いが発生するのを防ぎます。

注意点

  • 塩分濃度
    • 塩水の濃度が強すぎると、タッパーにダメージを与える可能性があります。
      通常、水1リットルに対して食塩大さじ1〜2杯が適量です。
  • 材質の確認
    • 使用するタッパーが塩水に適しているか、特に高温に耐えられるかを確認してください。
      一部のプラスチック製品は熱に弱いため、温かい水を使用する際は注意が必要です。

このように、食塩を使った匂い取りは、安全で手軽な方法として非常に効果的です。

日常生活において、プラスチック容器の繰り返し使用を快適にするために活用できるでしょう。

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おすすめの使い方⑧シミ抜き

食塩を利用したシミ抜きは、特に生地や衣類についた新鮮なシミに対して効果的な方法です。

塩は自然な吸収剤として機能し、液体のシミを引き出しやすくする性質を持っています。

塩を使ったシミ抜きのプロセス

  1. シミの種類を確認
    • 食塩は特に赤ワイン、コーヒー、茶、血液などの水性のシミに有効です。
      これらのシミは新鮮なうちに処理することで、最も効果的に除去できます。
  2. 塩の適用
    • シミがついたばかりの場所に直接大量の食塩を振りかけます。
      塩がシミの液体を吸収し始めるので、しばらくそのままにしておきます。
      塩はシミを吸い上げ、広がりを防ぎます。
  3. 塩を使ったこすり洗い
    • 少量の水を含ませた布またはスポンジに食塩をつけ、シミ部分を優しくこすります。
      塩の粒子が摩擦と共にシミを分解し、布から浮かせるのを助けます。
  4. 洗い流し
    • 塩とシミを布から洗い流すために、冷たい水で充分にすすぎます。
      熱い水はタンパク質系のシミ(血液など)を固定させる可能性があるので、使用しないように注意してください。
  5. 洗濯
    • 布または衣類を通常通り洗濯します。
      シミが完全に取れていない場合は、洗濯前にシミ抜き専用の処理をもう一度行うことが効果的です。

効果のメカニズム

  • 吸収作用
    • 塩は水分を吸収する性質があり、シミを形成する液体を布や衣類から引き出します。
  • 摩擦助長
    • 塩の粒子は摩擦を通じてシミを機械的に削ぎ落とす助けとなります。
      これは特に表面のシミに効果的です。

注意点

  • 色落ちの確認
    • 塩を使用する前に、目立たない部分で色落ちのテストを行うことが重要です。
      特に色鮮やかな生地やデリケートな素材では、注意が必要です。
  • 残留塩分の除去
    • 塩を使った後は、塩分が完全に洗い流されることを確認してください。
      残った塩分が生地を傷める原因となることがあります。

このように、食塩を使ったシミ抜きは、手軽で自然な方法として日常的なシミに対処するのに役立ちます。

ただし、非常に頑固なシミや古いシミには、プロのクリーニングサービスの利用を検討することをお勧めします。

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おすすめの使い方⑨畳の洗浄

畳の洗浄に食塩を使用する方法は、畳のニオイを取り除き、カビの発生を抑制する効果が期待できます。

この手法は自然で簡単であり、畳の素材を傷めることなく清潔に保つのに役立ちます。

畳の洗浄方法

  1. 清掃
    • まず、畳の表面のホコリやゴミを掃除機で吸い取ります。
      この作業は畳に食塩を振りかける前に行うことで、塩がより効果的に作用するようにします。
  2. 塩の散布
    • 掃除した畳の表面に食塩を均等に振り散らします。
      塩の粒が細かいほど均一に散布でき、畳にしっかりと浸透しやすくなります。
  3. 塩の作用時間
    • 塩を散布した後、約30分から1時間程度放置します。
      この時間が塩による消臭や抗菌作用を促進します。
  4. 塩の回収
    • 塩を畳に十分に作用させた後、掃除機を使用して塩を丁寧に吸い取ります。
      この工程は畳の素材を傷めないように慎重に行う必要があります。
  5. 拭き掃除(必要に応じて)
    • 塩をすべて取り除いた後、畳がまだ湿っている場合は、乾いた布で軽く拭き取ることができます。
      ただし、畳は水気に弱いため、湿った布での拭き取りは避けるべきです。

塩の効果

  • 消臭効果
    • 塩は自然な消臭剤として機能し、畳特有の古いニオイや湿気のニオイを中和します。
  • 抗菌・防カビ効果
    • 塩には微生物の成長を抑制する性質があります。
      これにより、畳のカビやバクテリアの繁殖を防ぎ、長期的な清潔さを保つのに役立ちます。

注意点

  • 塩の使用量
    • 塩を過剰に使用すると、畳が白くなることがあります。
      使用する塩の量は節度を持って適量に留めることが重要です。
  • 定期的なメンテナンス
    • 畳は定期的なメンテナンスが必要です。
      塩を使用した清掃は、畳のケアの一環として適宜行うと良いでしょう。

このように、食塩を使用した畳の洗浄は、環境に優しく、効果的なメンテナンス方法として活用できます。

ただし、畳の素材や状態によっては、プロの畳職人に相談するのも一つの選択肢です。

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おすすめの使い方⑩美容

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おすすめの使い方⑪塩シャンプー

塩シャンプーは、頭皮の健康を促進し、髪を清潔に保つための自然な方法として注目されています。

塩には自然な除菌作用があり、また頭皮の余分な油分や汚れを効果的に除去する助けとなります。

塩シャンプーの利点

  1. 頭皮のクレンジング
    • 塩は天然のスクラブ剤として機能し、頭皮の角質や蓄積された汚れを効果的に除去します。
      これにより、頭皮が清潔に保たれ、毛穴の詰まりが減少します。それにより太さのある髪の毛の育成に寄与います。同時に加齢臭と呼ばれる匂いを低減してくれます。
  2. 抗菌・抗真菌作用
    • 塩には自然な抗菌・抗真菌効果があり、フケや頭皮のかゆみの原因となる細菌や真菌の増殖を抑制します。
  3. 余分な皮脂のコントロール
    • 塩は余分な皮脂を吸収し、頭皮の油分バランスを整えるのに役立ちます。
      これにより、頭皮が健康な状態を保ちやすくなります。

おすすめの使い方⑫マッサージソルト

マッサージソルトとして食塩を使用する方法は、ボディケアにおいて人気が高く、多くの美容および健康効果があります。

お湯、またはてきしたオイルと合わせた食塩はその粒の大きさや質感が肌に適度な刺激を与えるため、自然なスクラブとして機能しますが、適切に使用することで肌を傷つけることなく、効果的な角質除去やリラクゼーションが可能です。

マッサージソルトの効果

  1. 角質除去と肌の滑らかさの向上
    • 食塩の粒は皮膚の表面の死んだ皮膚細胞を優しく削り取ることができます。
      この結果、肌はより滑らかで明るくなります。
  2. 血行促進
    • マッサージを行うことで血流が促進され、肌の健康と再生が支援されます。
      塩の粒が肌にマッサージされることで、この効果はさらに強化されます。
  3. デトックス効果
    • 塩は体内の不純物や毒素を引き出す効果があるとされています。
      マッサージによりリンパの流れが良くなることで、体内の老廃物の排出が促進されると考えられています。
  4. リラクゼーション
    • 塩マッサージはリラックス効果が高く、ストレス解消にも効果的です。
      また、エッセンシャルオイルを加えることでアロマセラピーの利点も享受できます。

マッサージソルトの作り方と使用方法

  1. マッサージソルトの調製
    • 食塩をベースとし、キャリアオイル(ココナッツオイル、スイートアーモンドオイルなど)を適量混ぜ合わせます。
      オプショナルでエッセンシャルオイルを数滴加えて、香りの効果をプラスします。
  2. 使用方法
    • シャワーで体を洗った後、まだ肌が濡れている状態でマッサージソルトを手に取り、全身または特にケアしたい部分に円を描くように優しくマッサージします。
      特にかかとやひじなど、硬くなりがちな部分には効果的です。
  3. 洗い流し
    • マッサージ後は、ぬるま湯でソルトを洗い流し、必要に応じて保湿クリームを塗って肌の水分を保ちます。

注意点

  • 粒の大きさと肌のタイプ
    • 粒が大きすぎると肌を傷つける可能性があるため、使用する塩の粒の大きさと肌のタイプに注意が必要です。
      敏感肌の場合は、より細かい塩を使用するか、使用頻度を控えめにします。
  • 使用頻度
    • 肌への負担を避けるために、週に1〜2回の使用にとどめることが推奨されます。

食塩をマッサージソルトとして使用することで、自宅で簡単にスパのような体験を得ることができます。

自然な成分からなるこの方法は、体と心に豊かなリラクゼーションを提供します。

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おすすめの使い方⑬工業用

工業用途で使用される食塩には、特に大量生産が可能な精製塩が適しています。

この理由にはいくつかの要因がありますが、主にコスト効率、純度、および供給の安定性が関係しています。

工業用途では、製品の品質やプロセスの効率を維持するために、非常に高い純度の塩が必要とされます。

食塩は、塩化ナトリウム(NaCl)の含有量が通常99%以上で、不純物が極めて少ないため、化学工業や製薬業界で広く利用されています。

これに対し、天然塩や自然塩はミネラルや他の成分を含むため、特定の工業プロセスには不適切な場合があります。

工業用途では大量の塩が必要とされるため、安定して大量に供給できる塩が求められます。

食塩は海水の蒸発によって効率的に大量生産することができ、年間を通じて一貫した品質と量を確保することが可能です。

これは工業プロセスの連続性と安定性を保つ上で極めて重要です。

食塩は、生産過程が効率化されており、大規模な設備を利用することでコストを抑えることができます。

低コストで大量の塩を生産できるため、製品コストを抑えることができ、結果として製品価格の競争力を高めることができます。

工業用途の例

  • 化学工業:塩は塩化ナトリウムを分解して塩素ガスや水酸化ナトリウムを生産する際の原料として使用されます。
    これらの化学物質はプラスチック、洗剤、紙製品の製造に不可欠です。
  • 水処理
    塩は水軟化プロセスにおいて重要な役割を果たします。水中のカルシウムやマグネシウムを取り除くことで、配管や機械のスケールを防ぎます。
  • 製薬業界
    高純度の塩は、点滴液や注射剤などの医薬品の製造に使用されます。非常に厳しい品質基準が求められるため、純度の高い塩が必要です。

これらの理由から、大量生産が可能な食塩は、工業用途に非常に適しており、多くの産業で基本的な原料として利用されています。

自然塩や天然塩が持つ独特の風味やミネラルは、食品産業など他の用途で価値を持ちますが、工業用途では純度と安定した供給が求められるため、食塩が一般的に選ばれています。

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おすすめしない使い方4選

  1. メインの味付け
  2. たんぱく質を分解してアミノ酸を引き出す
  3. パンに膨らみを出す
  4. 塩水療法(カントン水)

おすすめしない使い方①メインの味付け

食塩の塩分濃度は99%以上で、塩化ナトリウム以外のミネラルであるマグネシウムやカリウム、カルシウムは除去されてしまっています。

そのため、食塩はしょっぱさしかない塩ということになります。

しょっぱさしかないので、料理に使っても味わいが広がりづらいわけです。

さらに、食塩自体がかなりしょっぱさが強いので、塩加減が難しく、慣れていない人にとっては、入れすぎてしまうなど塩分調整が難しいという問題点もあります。

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おすすめしない使い方②たんぱく質を分解してアミノ酸を引き出す

生ハムや塩豚など肉に塩をすり込んで熟成させる塩蔵熟成や、干物にするときに塩を振るなど、食材の熟成に塩を用いることがあります。

このような用途には、食塩はおすすめできません。

ナトリウム以外のミネラルが豊富な塩を使ったほうがアミノ酸が出やすいので旨味が強くなる傾向があります。

 

おすすめしない使い方③パンに膨らみを出す

ナトリウム以外のミネラルも発酵作用に関与するので、ナトリウムしか含まれていない食塩で作るよりも、その他のミネラル(マグネシウムやカリウム、カルシウム等)が含まれている種類の塩を使用したほうが、パンの膨らみが良い傾向があります。

 

おすすめしない使い方④塩水療法(カントン水)

食塩はナトリウムしか含まれていないため、人間の体液のミネラル組成と大きく異なるため、カントン水に向きません。

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